ピアノ演奏へのアプローチの<種類>
こんにちは!Croissons Music room です!
春なのに…朝夕は何だかまだまだ涼しい日もありますね。涼しさ=寒さに感じてしまう私です💦
今日は、ピアノーム導入期の
『それぞれが異なる学び方』 :目指すゴールは同じでも、いろいろな道がある
の「いろいろ」について…考えてみようと思います🧐
「いろいろなアプローチ」
:私自身が某音楽教室で働いていることもあり、テキストに沿った導入…というものがとても身近にあります。「個別アプローチ」ということに興味がありましたが、なかなか手が出せない状況でもあります。「いろいろなアプローチ」は、自分で1から考えられるレッスンをするなら、絶対に取り組んでみたい!!と思っていたテーマの一つです。
個人でレッスンされている先生方にはすでに当たり前なことばかりかもしれませんが…
自戒の意味も込めて、少しずつまとめておこうと思います✏️
まず、ピアノを「習う」=「弾く」と思う方(特に大人)が多数で
もちろん最終的にはそうなりますが、子どもたち対しては、初期のアプローチはそうではないものも多いと思います。
「ピアノを弾く」という動作は、簡単に考えても
「視覚(譜面を見る理解する/鍵盤を見る認識する)」
「聴覚(自分の出す音を聴いてその瞬間瞬間で微調整していく/聴いた音を記憶する)」
「触覚(指の可動域が広い、筋肉で指先をコントロールする/鍵盤に触れる感触と音色が合致して、出したい音を探す)」
「体感(全身運動、指先以外の部位を脱力したり力むことで弾きやすさをサポートする)」
この4つが常に同時に、且つ複雑に連動しているので、小さなこどもたちが、大人のイメージしている「弾く」にすぐ到達することは、まずできません。
(Croissons で推している「味わう」=「味覚」も、本当は音楽に関係があるのですが…それはまた別の機会に🥄)
なぜなら「同時に同じことをする」という動きの処理自体が、まだ脳が行えないらしい、からです🧠(子どもたちの運動系に習い事での、受け売りです😌運動にも成長の順番があって、適切な成長時期があると知り、大変勉強になっています🙏)
まずはひとつひとつの感覚に対してアプローチする、少しずつそれらを連動させていく…といった手順でレッスンが進んでいくのではないでしょうか?
※対して、大人は、視覚も十分発達しており/同時処理能力もある、とみなされるので、楽譜を読んで「弾く」ことからピアノのレッスンに入っていけます。
同時処理の能力に不安がある方こそ!「脳トレ」的に取り組んでいただくのも、アリかな〜と思います💡お裁縫や指先の訓練はボケ防止に最適!と昔から言いますよね🧵✨人のことは言えません…😅
そして
「得意なことが人によって違うから」というのも
入り口の多様性に大きく関わっている、と思います。
私自身は、「聴覚タイプ👂」(勝手にそう呼んでいます)で
とにかく日常生活でも、見るよりも聴く方が圧倒的に情報処理が早く、取り込みやすく、記憶に残ります。
私がまだ小学校中学年の頃の ピアノの代講の先生※1 に「なんでそんなに譜面が読めないの!どうやって今まで弾いてきたの!?!」とどえらく怒られる&不思議に思われるくらいには、全く譜面に意識がいっていませんでした(笑)
※1…実際その先生の猛特訓のおかげで、1〜2ヶ月中には譜面が きちんと読めるようになりました🙏✨今でこそ、感謝しています(笑)
そして驚愕するレベルの方向音痴です…子どもたちが小さい頃から道案内をしてもらっており、いつも「お母さんを置いていかないで!」と懇願しています(苦笑)
視覚情報が優位ではなさそうだな…と感じることが多いです🙈
音楽に関わらず、日常生活の中で考えると、どなたでも得意な方面がきっと2つくらいには絞られると思います。
無理に一つに絞らず、こういう事が割と好き/得意かも…と緩めに自分のタイプを何となく知っておくと、子どもたちの目線で、相手を観察できるようになるかもしれません👀
それぞれのタイプごとに、どんなアプローチ方法があるか…
公私含めて、実際に実践しているもの/いないもの、両方ありますが、少しずつご紹介していきたいと思っていますので、時々、こちらを覗いていただけたら嬉しいです♫
Croissons Music roomでした!
R.o
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